2020年12月に、米国の証券取引委員会(SEC)は、リップル社に対して違法な証券募集を行ったとして訴訟を起こしたことが話題になり、直後リップルの価格は下落しました。
しかし、リップルは将来性がないと考えるのは早計です。
リップルは仮想通貨とは少し違った性質がある事があるので仮想通貨とは言い切れない、現実に言うと仮想通貨ではないという人もいるぐらいのものです。
これは大きな意味があると言えるはず。
リップルは今後どうなるか??
それは、仮想通貨にはない特徴があって通貨間取引の中継をするというハブの役割を果たすようなブリッジ通貨であるという特徴がある事です。
これによってリップルはその存在価値を失いにくいというよりは、これまでよりもより使われるものとなると考えられるというわけ。
いくつもある仮想通貨の一つという事になれば、ある主要なモノがでてくればそれで事足りるので後は使われなくなるということが考えられますが、別の性質があってその性質が重要視されるものがあればそこに、リップルの存在価値が出てくるという事になるわけで、リップルの存在感は高くなることが予測されるというわけです。
このブリッジ通貨という言葉からも分かるように、このリップルは通貨間の取引をする橋渡しの役割をするという事に特徴があるというわけ。
マイナーな通貨間の取引はこのリップルがハブとなって間に入る事で円滑に取引が出来るようになるという事で、これからの国際的な取引においては、このリップルが果たす役割というのは大きなものがあるといってもいいかもしれません。
リップルの強さは決済スピードが速い事
何しろこのリップルは決済スピードがとんでもなく速いという特徴があります。
そのスピードたるやビットコインだと10分ぐらいかかるものがわずか4秒で出来るというような事もあります。
ネット上ではこのスピードというのがこれから大きな意味を持つことになるのは間違いありません。
何しろその時間の違いは手数料などに反映されてくるわけですから、時間が短ければ手数料も安くなるのは当たり前のことになります。
これだけの時間の違いがあると気にしなくてもいいというような違いにならないのは明確です。
分と秒の単位が違うレベルでスピードが違うわけですから、
これが存在感を無くしてしまうという事は今のところは考えにくいといってもいいでしょう。
リップルの将来は明るいか
ネット上でこうした仮想の通貨が出てきた背景というのは、ネットという見えない世界でさまざまな取引が行われるようになっていて、これからはこうした取引が世界を動かしていくという事が確実だと考えられたからです。
ネット上には国というような概念はなく、ただネットでつながっているという世界があるだけにすぎません。
それなのに通貨のやり取りが始まると通貨をその国の通貨に交換しないと、物も買えなければサービスも利用できないということで、それなら仮想の通貨があってもいいのではないかという事で登場して来たのが、仮想通貨という事になります。
改めて、仮想通貨の仕組みは画期的である
ネット上では別に人手がかかって何かをしているわけではありません。
単にデジタル的な命令がさまざまなCPUの中で行われているだけですから、そこでは膨大な処理をあっという間にすることが出来るので、これまでは人がやっていて通貨の交換のような作業もほとんど手数料をかけないで出来るという事になってしまいます。
仮想通貨のメリットは手数料が少ない事
仮想の通貨が使えることのメリットはこうした手数料がほとんどかからないという事も大きなメリットと考えられていて、そのためにこうしたものが考えられたという背景があります。
そうなると、スピードという事に関して圧倒的な優位性をもつリップルは将来性がないというような事はなかなか考えにくいといってもいいでしょう。
将来的にはリップルの実需は強い
これからマイナーな国もどんどんとネットを使用するようになりますから、そうした国でも様々なサービスを利用したいとなると、こうしたリップルを介して出来るようになると考えられますから実需があるというのは強いと考えるべきでしょう。SECの訴訟問題は2021年11月現在でも解決はしていません。しかし、リップルの価格は訴訟前の水準を超えて、3年ぶりに1ドル超えて推移しています。今後の動きに注目です。
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